こんにちは。猛暑を予想して半そでシャツの準備をしていたのですが、天気が不安定なのでまだ、長袖シャツを着ています。
そんなとき、「バーニーズ・ニューヨークに破産申請報道」のニュースが。以前から経営が厳しいとは聞いてましたが、まあさみしいですね。

そこで、今回は、2003年にNYに行ったとき、旗艦店で購入したシャツとネクタイを紹介します。
当時バーニーズは、アメリカの一流百貨店として有名でしたので、妻とどきどきしながら入って行ったのを覚えています。
広い店舗で順々に接客してもらう。ガラスケースにシャツが入っていたので、サイズをベテランの男性店員さんに測ってもらいました。「ブルー系でそれに合うタイを」というリクエストで、チョイスされたのが以下。

遠目にはブルー地に見えるんですが、細番手の生地は、地がホワイト。そこに細い3本のブルーのストライプ+1本の茶のストライプという凝った織りになっています。

いわゆる、青+茶(アズーロ・エ・マローネ)という、当時すでに世界を席巻していたイタリアテイストの色使いとなっています(笑)。……このころ、アイデンティティが失われていたのかな。
ドレスシャツの場合生地は、細番手の繊細なものか、ヘリンボーンの光沢のあるゴージャスなものに大きく分かれるように思います。
このシャツは、「メイドインイタリア」とあるように、イタリアのメーカーに発注されたのでしょう。

シャツは、それほどスリムフィットではなく、袖の縫い付けもあまり立体感を意識されてませんね。
背にいわゆる「サイドプリーツ」が入っていますね。
続けてタイ。これも、メーカーはどこかわからず。写真にはありませんが、イタリア製です。


しっかりした厚手の紺のシルク地に、オレンジとえんじの細かいストライプの織。僕は、プリント柄より織られたものが好みですが、合わせると下のように。

襟はセミワイドですが、それほどイタリアンな感じでもなく、この組み合わせが気に入って、かなりよれよれです。
お値段は、シャツが200ドル、ネクタイが100ドルといったところだったかと。
この日、この後、妻と一緒にティファニーに行くのですが、本店で買い物したのが、日本人の僕ら夫婦には、ステイタスだったのでしょう。
NYのバーニーズの経営は日本のお店には影響はあまりないといわれてますが、伝統あるショップが少なくなるのはやはりさみしいですね。
バーニーズも、購買層の年齢高くなってるのかな……、とどうしても思ってしまうのでした。
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