●ガラスレザーをお手入れ…。
- 2018/07/28
- 13:35
こんにちは。
最近、スニゲーターさんのハーフラバーに始まり、みなさん職人化している様子。
偶然なのですが、流れにのって僕もリペアに挑戦してみました。
本格靴を買い始めたのが、2008年頃。
当時は、ビン靴ブロガーさんたちとのお付き合いもなかったので、ヤフオクを中心に気に入ったものを買っていました。
ヤフオクで見た目だけで買うと、レザーの種類がわかりづらいのも手伝い、ガラスレザーのものもいくつか持っています。品番でチェックするとかしてなかったんですね…。
そこで、手元にあるのが、パンチトゥキャップトゥのJ&Mアリストクラフト。刻印タイプなので、90~00年代でしょうか。もうひとつの下が、フローシャイムの20331。これも80年代でしょう。
ともに、内羽根の切り替えしは、ランブラーに近いのでしょうか。(アリストは1万円、20331は4000円くらいでした。



今回活躍してもらう(予定だった)のが、モゥブレイのコードバンクリームとレザーマニキュア。僕、シューケアは、ほとんどR&D(発売元)関係の商品なんですよね。感謝してほしいなあ。

なぜに、ガラスレザーにコードバンクリーム?とお思いも方も多いはず。
一応、箱に「ガラスレザーの補色・艶出し」と書いてあるんですよね。きめの細かい粒子で浸透しやすいという意味なんでしょう。

ところで、ひどいのが、アリストの左足。酔っぱらって、何かを踏んだとしか思えません(笑)。ワタクシ、昔、某駅前で、べろべろになって歩き、ベンチにぶつかってコロコロ転がったことあります…。予備校帰りの女子高生に「ガンバー!」って言われました…。


え、えーと、まずは、レザーマニキュアで傷を補色。ここで、重大な誤りに気が付く。このマニキュア、ブラウンに近い……。ただ、アマゾンで他の色を見ると、これが一番、バーガンディに近い。まあ、この時点ではこれでいくしかない。


そのあと、コードバンクリームで補色。トゥとヒール近くは、かなりひどいので、き、厳しい。
実は、これ3週間前の映像です。その後、3度なじませましたが、出来上がりは一番下の画像。


アリストは置いておいて、フローシャイムにもクリームを。よくやるんですが、黒に深みを増すため、あえてネイビーのクリームを入れます。よく、タキシードなんかにあるんですが、夜、ブラックが微妙にネイビーに光る「ミッドナイトブルー」にしたいんですよね。
これは、傷はあまりないので、トゥとサイドのレザーのみに補色。うまくいくかな。
(これも、アリストと一緒に作業したので3週間かけて塗りこみました)


そして、補色した結果がこれ。





き、厳しい。とくに、アリストクラフトは、地の色とマニキュアの色調が違いすぎる。ぶちの猫さん状態。
また、フローシャイムも、なかなか浸透していない。
おいおい、頼むよR&D。
いえ、僕のの塗り方が足りないんでしょう! このあともガシガシ履いて、補色し続けてどれだけ治っていくか。まだまだあきらめません。
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